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【熊本地震半年】「阿蘇で学んでほしい」東海大生が魅力発信 キャンパス2年閉鎖も「進学希望増えれば」

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【熊本地震半年】
「阿蘇で学んでほしい」東海大生が魅力発信 キャンパス2年閉鎖も「進学希望増えれば」

震災前の東海大阿蘇キャンパスのことを語り合う前田啓太さん(左)と下川仁美さん=10月4日、熊本市東区 震災前の東海大阿蘇キャンパスのことを語り合う前田啓太さん(左)と下川仁美さん=10月4日、熊本市東区

 熊本地震は、最大震度7を観測した前震の発生から14日で半年となる。甚大な被害を受けた南阿蘇村では震災前、多くの学生が通っていた東海大の校舎が損壊し、拠点を変更。いまは学生の姿がない。追い打ちをかけるように、今月8日には阿蘇山が噴火。半年間で相次ぐ自然災害の脅威に地元住民らの表情には疲弊の色がにじむ。ただ、阿蘇の大自然で学んでいた学生の村への愛着は強い。「次の世代には阿蘇で学んでほしい」。本震発生から半年となる16日に慰霊祭を開き、新たな決意を誓うという。(大森貴弘)

 熊本市内にある東海大熊本キャンパスに通う農学部3年の前田啓太さん(21)と下川仁美さん(21)は今秋、地震発生から半年となるのを前に、阿蘇の魅力を伝える活動を始めた。阿蘇キャンパスは本震で損壊し、少なくとも2年間は閉鎖されることが決まっている。

 前田さんは、進学相談に訪れた高校生に阿蘇の魅力を伝える活動をスタート。「阿蘇への進学希望者が増えれば、少しでも再開に近づくかもしれない」と思ったからだ。一方、大きな揺れで家具の下敷きになった下川さんは「仲間を亡くしたことは絶対に忘れない。でも阿蘇を嫌いにはなれない」。自身の被災体験を語る活動に参加することで、阿蘇の魅力を伝えている。

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