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神戸高架下「モトコー」、国の耐震基準クリアしていた…立ち退き問題で商店主ら「工事の必要性、説明を」

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神戸高架下「モトコー」、国の耐震基準クリアしていた…立ち退き問題で商店主ら「工事の必要性、説明を」

記者会見する「モトコーを守る会」の商店主ら 記者会見する「モトコーを守る会」の商店主ら

 高架橋の耐震補強工事のため、JR西日本が神戸市中央区の元町高架通商店街(通称・モトコー)に立ち退きを求めている問題で、高架橋が国の耐震基準を満たしていることが5日、分かった。商店主の有志でつくる「モトコーを守る会」が明らかにした。同市内で記者会見した商店主らは「耐震工事の必要性を示してほしい」と訴えた。

 モトコーはJR元町-神戸間の高架下に続く長さ約1・2キロの商店街。JR西は耐震工事に着手するため、平成30年3月までに全ての店舗の借地契約を打ち切るとしている。

 しかし、同会が9月に国土交通省に問い合わせたところ、国の耐震基準を満たしていることが判明。JR西はその旨を商店主に説明しておらず、同会は工事計画の白紙撤回を求めている。同会代表の西川哲八さん(53)は「モトコーは非常に危険というような説明を受け、耐震化が必要と思い込んだ。JR西は説明し直してほしい」と語気を強めた。

 一方、JR西の担当者は「高架橋は、国の省令で求められる安全性はクリアしている」と認めた上で、「より安全にするため、独自の耐震補強を進めたい。モトコーには防火や防犯上の問題もあるので、工事は必要だ」としている。

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