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東大寺東塔跡で奈良時代の基壇出土 鎌倉再建時より一回り小型、焼き討ち跡も確認

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東大寺東塔跡で奈良時代の基壇出土 鎌倉再建時より一回り小型、焼き討ち跡も確認

東大寺東塔跡から見つかった、奈良時代の基壇の階段=4日午後、奈良市(前川純一郎撮影) 東大寺東塔跡から見つかった、奈良時代の基壇の階段=4日午後、奈良市(前川純一郎撮影)

 東大寺(奈良市)と奈良文化財研究所、奈良県立橿原考古学研究所は4日、同寺の東塔跡から奈良時代の基壇が見つかったと発表した。昨年出土した鎌倉時代に再建された際の基壇より一回り小さい一辺約24メートルで、確認されている西塔と同規模。石材で構成される外装も良好な状態で、治承4(1180)年の平氏による南都焼き討ちとみられる火災の痕跡も残っていた。

 東塔跡の北東と南西部分を調査した結果、鎌倉時代の盛り土の中に奈良時代の基壇外装が見つかった。北と南側で幅約9メートルの階段跡も確認。この幅などから、塔の柱間は鎌倉時代の3間ではなく5間四方とみられる。北側には階段3段分の踏石も残っていたが焼けており、平重衡(しげひら)による兵火で焼かれた跡と考えられるという。

 東西両塔は奈良時代に大仏殿の東南と西南に創建され、東塔は高さ70メートルとも100メートルともされる七重塔。現地説明会は8日午前10時~午後3時に行われる。

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