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〝爆買い〟終わった!?中国人消費「量から内容へ」 国慶節連休商戦…大阪の百貨店、戦略これだ

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〝爆買い〟終わった!?中国人消費「量から内容へ」 国慶節連休商戦…大阪の百貨店、戦略これだ

国慶節商戦を展開した近鉄百貨店本店=9月28日、大阪市阿倍野区  国慶節商戦を展開した近鉄百貨店本店=9月28日、大阪市阿倍野区 

 一方、阪急百貨店梅田本店(北区)は日本が強みとする高品質商品を充実。国産素材や伝統技術を打ち出した催事「新・日本の美意識」を28日に始めた。阪急阪神百貨店の荒木直也社長は「訪日客のリピーターが増えている。今後も日本らしい売り場づくりで客を取り込みたい」と話す。

裏腹…ホテルはやや低調

 一方、大阪市内のホテルはやや盛り上がりを欠いている。外国人客が増えているにもかかわらず、客室稼働率は下落基調だという。外国人の需要期には、混雑や宿泊代の値上がりを嫌う日本人の間で客離れが起こるジレンマを抱えており、戦略が難しくなっている。

 国慶節期間の予約状況(客室稼働率)は、各ホテルとも前年並みか微減だ。ホテルグランヴィア大阪(北区)は前年並みの約9割、帝国ホテル大阪(同)は前年比3ポイント下落の85・5%。リーガロイヤルホテル(同)は15ポイント下落して71・8%となっている。

 外国人宿泊客の割合は各ホテルで3~5割を占めるが、「日本人客が減っている」(市内のホテル)。中華圏の旧正月「春節」ほどの盛り上がりもなく、「宿泊プランの企画など特別なことは何もしていない」というホテルは多い。

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