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JR三江線、鉄道存続断念…沿線市町、代替交通検討へ

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JR三江線、鉄道存続断念…沿線市町、代替交通検討へ

 JR西日本が島根県江津市と広島県三次市を結ぶ三江線(約108キロ)の全線廃止を表明したことを受け、沿線6市町の首長らでつくる期成同盟会の臨時総会が23日、島根県美郷町で開かれ、バスなどの代替交通の検討を進めることで合意した。鉄道としての存続は断念する。

 期成同盟会の会長を務める景山良材・美郷町長は、総会後の記者会見で「自治体の負担による存続は難しく、非常に残念だ。今後は代替交通の確保に全力を挙げる」と述べた。一方、石橋良治・島根県邑南町長は「バスも便利だという住民の声があり、バスを中心とした交通システムは地域に貢献できるのでは」と期待を示した。

 JR西は今月1日に開かれた期成同盟会の臨時総会で、全線廃止を自治体側に伝えた。鉄道事業法に基づく廃止届を9月中に国に提出する方針。

 島根県の溝口善兵衛知事は「6市町やJR西、広島県と協議しながら、持続可能な公共交通の確保に全力で取り組む」とのコメントを出した。

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