産経WEST

文書配布で雇い止めは不当 愛知県労委、河合塾に命令

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


文書配布で雇い止めは不当 愛知県労委、河合塾に命令

 敷地内で労働契約法の説明文書を配ったことなどを理由に雇い止めとしたのは不当として、愛知県労働委員会が大手予備校の河合塾に元契約講師の男性(54)を再就労させるよう命令していたことが23日、分かった。

 雇い止め期間中の報酬相当額支払いも命じた。男性が所属する労働組合「河合塾ユニオン」が明らかにした。命令は8月30日付。

 河合塾の広報担当は「命令書の内容を精査した上で対応を検討したい」としている。

 命令書によると、男性は河合塾と単年度更新の契約を締結し講師に従事。2013年8月、東京都町田市と横浜市にある計2校舎で、労働契約法の改正ポイントを解説する厚生労働省のリーフレットを塾側に無許可でスタッフに配布した。別の不適切行為もあったとして、河合塾は13年度で雇い止めとすることを決め、11月に男性に伝えた。

 愛知県労委はリーフレット配布について「穏当に行われ、施設管理権を侵害していない」と判断。河合塾側が不適切とした別の行為も、当初は問題としなかった過去の事案だったり、客観的証拠がなかったりし、雇い止めには合理性が認められないとした。

関連ニュース

国民文化祭のロゴマーク随意契約で「不当に高額」 奈良の団体、知事が会長の実行委提訴

「産経WEST」のランキング