産経WEST

【富山政活費不正】ほぼ100%使い切りは富山市議会が全国唯一!?「号泣会見」の兵庫県は66%に オンブズマン全国調査

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【富山政活費不正】
ほぼ100%使い切りは富山市議会が全国唯一!?「号泣会見」の兵庫県は66%に オンブズマン全国調査

 政治活動費の全国返還額が約6億4000万円にのぼることが判明した全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市)の調査。調査対象は都道府県と政令指定都市、中核市の計114議会の27年度の調査で、兵庫県の元県議の「号泣会見」などでクローズアップされたことなどから執行率が95%以上の議会は26から11に減少していた。そのなかで不正が相次いで発覚している富山市議会は唯一、支給額の100%を使い切っていた。

 同会議の新海聡事務局長は高松市で記者会見し「『号泣県議』をきっかけに関心が高まり、疑義の生じるような支出を避けたことが原因だろう。本来使われるべきでない支出があったとみることもできる」と指摘した。

 調査は今年6月1日時点の状況を尋ねた。114議会のうち集計が間に合わなかった神奈川県横須賀市議会を除き、15年度の支給総額は約190億円。返還総額は約25億6千万円だった。執行率が95%以上だったのは、都道府県が神奈川(97・9%)、福島(97・6%)、鹿児島(97・3%)など7議会。政令市は横浜(99・3%)のみ。中核市は鹿児島(98・0%)、前橋(96・7%)が富山に続いた。富山市は14年度も交付額のほぼ全額を使用。返還額は61円だった。 「号泣会見」で話題になった元議員が政活費の詐欺罪で有罪判決を受けた兵庫県議会は前年度比10・4ポイント減の66・4%。事件が発覚する前の13年度から20ポイント以上減った。函館市(46・4%)や長崎市(58・2%)などは平均を大きく下回った。

関連ニュース

【富山市議政活費不正】「全額使ってもらわないと困る」「前払い」…政活費悪癖の蔓延が浮き彫りに

「産経WEST」のランキング