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準絶滅危惧種「秋の七草」フジバカマ守りたい…観賞イベントに大勢が堪能

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準絶滅危惧種「秋の七草」フジバカマ守りたい…観賞イベントに大勢が堪能

フジバカマの蜜を吸うツマグロヒョウモン=京都市西京区のフジバカマ園 フジバカマの蜜を吸うツマグロヒョウモン=京都市西京区のフジバカマ園

 秋の七草のひとつ、フジバカマを観賞する「第3回フジバカマ祭り」が22日、京都市西京区大原野小塩町のフジバカマ園で始まった。来場者は咲きほころぶ1千株のフジバカマやハギ、オミナエシ、そして香りに誘われたチョウを写真に収めるなど、思い思いに楽しんでいた。25日まで、入場無料。

 フジバカマは紫色の小花が特徴のキク科の多年草。北海道から台湾まで旅するチョウ、アサギマダラが好む花として知られる。かつては道端に咲く一般的な植物だったが、現在では環境省の準絶滅危惧種に指定されている。

 平成10年に大原野地区でフジバカマの原種が発見されて以来、同地区の住民らで組織する「なんやかんや『大原野』推進協議会」(永谷文隆会長)らが育成に努めており、現在では西京区から右京区、上京区、下京区、伏見区へと保全活動が広がっている。永谷会長は「京都の秋を代表する花として根付かせ、京都だけでも絶滅の心配がないようにしたい」と意気込む。

 この日は、近くの大原野神社で「藤袴(ふじばかま)サミットin大原野」が初めて開かれ、京都市内でフジバカマの育成に努める各地域の代表者らが討論。「古都京都にふさわしいフジバカマを守り育てていく」とするサミット宣言を採択した。

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