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【熊本地震】「被災ペット」収容がパンク状態、300匹の飼い主見つからず…研修室や車庫を使っても追いつかない

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【熊本地震】
「被災ペット」収容がパンク状態、300匹の飼い主見つからず…研修室や車庫を使っても追いつかない

福岡市が熊本県の動物管理センターから受け入れた犬=福岡市東区 福岡市が熊本県の動物管理センターから受け入れた犬=福岡市東区

 県はこの間、災害時の応援要請の手続きに基づき、福岡県や福岡市などに計11匹を預けた。だが、問題の解決はそう容易でない。

 福岡市は7月25日に熊本の同センターから7匹の犬を受け入れた後、インターネット上で飼い主を募集した。だが、引取先が決まったのはわずか2匹にとどまった。

 同センターは預かった犬や猫の不妊・去勢手術をしたり、人に慣れるようトレーニングを行い、万全の譲渡態勢を取る。それでも、引き取り手は頭打ちだ。

 熊本市東部動物愛護管理センターの吉柳善弘所長は「メディアに取り上げてもらって息長く、1人でも多くの飼い主を探したい」と話す。

 捨て犬や捨て猫の増加は社会問題化し、これ以上、受け入れる余裕はない。ならばと、県はホームページなどを活用して被災ペットの情報発信を強化し、地道に引き取り手を募る。

 9月25日午前10時、熊本県動物管理センターでは「被災犬・猫譲渡会」が開かれる。本人や住所を確認できる運転免許証などと、リードといった、犬・猫をその場で連れて帰るための道具を持参するのが必要だ。同センター((電)096・380・3310)。

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