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【熊本地震】「被災ペット」収容がパンク状態、300匹の飼い主見つからず…研修室や車庫を使っても追いつかない

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【熊本地震】
「被災ペット」収容がパンク状態、300匹の飼い主見つからず…研修室や車庫を使っても追いつかない

福岡市が熊本県の動物管理センターから受け入れた犬=福岡市東区 福岡市が熊本県の動物管理センターから受け入れた犬=福岡市東区

 熊本地震の混乱で飼い主とはぐれた犬や猫などのペットを保護する熊本県動物管理センター(熊本市東区)が、パンク状態に陥っている。一連の地震後、殺処分を見送ってきたこともあり、収容数が限界を超えた。熊本県は全国の自治体への受け入れを要請し、「被災犬・猫譲渡会」を開くなどの対策に奔走している。(谷田智恒)

 熊本県の蒲島郁夫知事は7日の記者会見で「地震ではぐれたペットは処分せず県で預かってきたが、収容能力が限界に来ている。全国の自治体や、ペットを飼いたい人には協力してほしい」と呼び掛けた。

 それに続き、「被災ペット」の一時的な受け入れや新たな飼い主探しへの協力を求める文書を全国の計110を数える自治体に送った。

 県によると、一度目の大きな揺れがあった4月14日から8月26日までに飼い主とはぐれ、県動物管理センターと県内10カ所の保健所で保護した犬は634匹、猫は877匹にものぼる。

 このうち174匹は無事飼い主の元に戻った。764匹は新たな飼い主を見つけた。だが、約300匹は同センターなどで収容されたままだ。

 野良犬や野良猫なのか、ペットなのかと見分けが付かず、県は「飼い主が引き取りに来るかもしれない」とすぐには殺処分に踏み切らない。ただ、飼育スペースが足りず、研修室や車庫まで使い、保護する事態になっている。

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