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【世界を読む】日の丸「F3戦闘機」、対中国でも防空の要!開発始動…まずボーイングが名乗り、国内開発か国際共同開発か

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日の丸「F3戦闘機」、対中国でも防空の要!開発始動…まずボーイングが名乗り、国内開発か国際共同開発か

航空自衛隊のF2戦闘機(防衛省のホームページから)。F2の後継機となるF3戦闘機開発をにらんだ企業選定作業が始まった 航空自衛隊のF2戦闘機(防衛省のホームページから)。F2の後継機となるF3戦闘機開発をにらんだ企業選定作業が始まった

F3開発に米国が横やりを入れてきた?

 心神の開発・製造に当たっても日本側がステルス性能をチェックする実物大の模型試験を米国内で実施しようと要請したのに対し、米国側は試験施設利用を拒否。このため、試験はフランスの施設を借りて行った。

 F2の国内開発のネックとなったエンジン開発だが、心神はIHIが製造した推力5トンのXF5-1エンジン2基を搭載している。米国が誇る最新鋭のステルス戦闘機F22は推力15トンのF119エンジン2基を搭載している。航空自衛隊が保有し、今も第一線で運用されている第4世代のF15は推力8・6トンのF100エンジンを搭載している。

 心神は基本的な飛行特性、ステルス性、高い重力加速度をかけた場合の機体性能などを試験することになっているが、F3の国内開発を選択する場合、やはりエンジン開発がネックとなりそうだ。

 F3は2018年夏ごろまでに開発に踏み切るかどうかの方針が決まり、開発することが正式に決まれば約100機が調達されるとみられている。米国ではF22やF35以後の次世代戦闘機開発に関してはほとんど白紙の状態であり、欧州でも本格的な議論は進んでいない。F3を開発することが決まれば、第6世代以降の戦闘機のあり方を占うものになる。

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