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【車いすでみるなら(34)】「古都祝奈良」の会場に 寺社や小建築でアートを楽しむ

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【車いすでみるなら(34)】
「古都祝奈良」の会場に 寺社や小建築でアートを楽しむ

東大寺・鏡池に浮かべられた木製帆船 東大寺・鏡池に浮かべられた木製帆船

 倉庫へ向かうとき、ならまち大通りの歩道を東側から進むと傾きが激しい個所があり、非常に注意が必要でした。西側のやすらぎの道から向かう方が安心かもしれません。

 公納堂町の路地奥「人間の家」は地域住民から集めた古着を使った作品。住民や通りすがりに立ち寄った人たちも参加して、会場である路地奥で裁断やミシン掛けをしてパッチワークを作り、現地に古くから残る倉庫と同じ大きさの「家」となりました。

 風が吹く度に色とりどりの布の壁が大きく揺れます。屈んで入る入り口はスタッフの方に布を持ち上げてもらい、車いすのまま入れました。路地入り口のくぼみと通路に敷かれた石畳のすき間に注意して進みました。実行委員会事務局によると、台風で破損したため26日から会場でワークショップによる公開修繕が行われます。

 古着から取ったボタンを利用した作品「ボタン/雨」を展示する鎮宅霊符神社は階段があり、中へ入ることはできませんが、門の外からでも陽の光にきらめくボタンの雨を眺めることができます。いずれも西尾美也作。

 「古都祝奈良」のコンセプトブックやマップは近鉄奈良駅前広場のインフォメーションブースなどで入手できます。10月23日まで。

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