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【車いすでみるなら(34)】「古都祝奈良」の会場に 寺社や小建築でアートを楽しむ

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【車いすでみるなら(34)】
「古都祝奈良」の会場に 寺社や小建築でアートを楽しむ

東大寺・鏡池に浮かべられた木製帆船 東大寺・鏡池に浮かべられた木製帆船

 今月スタートした「古都祝(ことほぐ)奈良 時空を超えたアートの祭典」。奈良市内の寺社や奈良町の各会場にアート作品が展示されています。車いすで行ける会場をいくつか巡ってきました。

 東大寺の鏡池に浮かぶのは、蔡國強作「“船をつくる”プロジェクト」。かつて東シナ海を航行した中国伝統の木製帆船です。文字通り鏡に映るような帆船の影も美しく、陽の傾きでその印象が変わります。友人によると朝もおすすめとのこと。境内の石畳は中央が平坦(へいたん)になっていて、車いすでも通りやすいです。

 北風呂町の倉庫「雫-story of the droplets」は宮永愛子作。昭和30年ごろまで使われていた染物屋の倉庫で、未開封で残されていた古いガラス瓶を中心にさまざまな道具が当時の姿を想起させます。天井に張られたさらしはまだらに染められ、地面に置かれた道具の真上だけそれらの形が白く抜けていて、地面に染み込んだかつての染料をそのまま写し取ったかのようです。

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