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【銀幕裏の声】「ニンジャ」開発、米で“サムライ”と呼ばれた男-飛燕・屠龍…航空機開発の系譜から生まれた伝説のバイク(上)

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【銀幕裏の声】
「ニンジャ」開発、米で“サムライ”と呼ばれた男-飛燕・屠龍…航空機開発の系譜から生まれた伝説のバイク(上)

「ニンジャ」誕生30周年を記念した企画展が平成26年、神戸市で開かれ、“最速”のレーシングマシンが展示された。開発者、百合草さんのDNAは今も生きている 「ニンジャ」誕生30周年を記念した企画展が平成26年、神戸市で開かれ、“最速”のレーシングマシンが展示された。開発者、百合草さんのDNAは今も生きている

ハリウッドでも活躍、カワサキのバイク-元川重常務、百合草三佐雄さん

 人気の米ドラマ「白バイ野郎ジョン&パンチ」やハリウッド大作の劇中、日本製バイクが活躍していることをどれほどの人が知っているだろうか? 「カリフォルニア・ハイウェイパトロール(CHP)で採用されていたポリスバイクはカワサキ製。ロス五輪で聖火ランナーを先導したのもロス市警(LAPD)が採用したカワサキ製です」。こう語るのは元川崎重工常務の百合草三佐雄さん。航空機のエンジニアとして入社後、世界最速の称号“NINJA=ニンジャ”の愛称で米国のバイク市場を席巻した伝説のバイク「GPZ900R」の開発部長でもある。自ら米国に乗り込みカワサキモータース(KMC)社長も務め、大型バイク王国・米国にカワサキの名を轟(とどろ)かせ、米国人から“サムライ”と呼ばれた男が挑んだ米開拓秘話を紹介したい。(戸津井康之)

ヒーローの愛車はカワサキだった

 米国のCHPに所属する白バイ警官、ジョンとパンチ2人組の活躍を描く米ドラマの傑作「白バイ野郎ジョン&パンチ」(1977~1983年)。ドラマで2人が乗っていた白バイは当時、CHPで実際に採用されていたKZ1000POLICE(Z1000Aの警察仕様)だった。

 同ドラマは日本でも昭和54年から放送された大ヒットシリーズ。当時、番組を見ていた人たちの中で、こう思い込んでいた人は少なくないのではないか。

 当然、大型バイク大国“米国の象徴”ともいえるハーレーダビッドソン社製のポリスバイクが使われていたのでは-と。

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