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【衝撃事件の核心】「墓地の上なんて不気味すぎる」六本木地上げ頓挫で超高級ホテル計画〝暗礁〟 宗教法人法の手続き怠る

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【衝撃事件の核心】
「墓地の上なんて不気味すぎる」六本木地上げ頓挫で超高級ホテル計画〝暗礁〟 宗教法人法の手続き怠る

東京・六本木の超一等地とされる湖雲寺の土地が売買された流れ。2020年東京五輪に向けた超高級ホテル計画はどうなるのか 東京・六本木の超一等地とされる湖雲寺の土地が売買された流れ。2020年東京五輪に向けた超高級ホテル計画はどうなるのか

 L社による買い占め後、曹洞宗には「『曹洞宗代表役員の承認書がある』『承認書を取り付けることができる代理人が存在する』という情報は本当か」という事実確認の問い合わせが寄せられるようになり、曹洞宗は対応に苦慮するようになった。これらはL社が土地の転売先を探していた時期と重なる。

 三大財閥系不動産会社も関心を寄せていたとされるが、これら財閥系大手は「情報」が虚偽だと知った途端に手を引いたという。ところが、大阪市の中堅不動産業M社がL社から26年10月までに土地を取得。さらにM社は約3カ月後の27年2月、一部を東証2部上場のアルデプロ(東京)へ再転売したのだ。

法令違反次々と明らかに

 宗教法人法を無視した土地売買に上場企業までもが参戦してきたため、静観していた曹洞宗は同月、アルデプロとM社や両社に取得資金を融資したノンバンクと信用組合に対し、ある通知書を送付した。

 通知書は「現時点において、湖雲寺の土地処分の承認書や、承認を取り付けられる代理人は一切存在せず、当宗は一切承知していない」と一刀両断する内容だった。

 これに対しM社とL社は27年6月、「曹洞宗には一切の責任がないことを認め、承認書が無いことをこれ以降の買い手に積極的に通知する」との連名の誓約書を曹洞宗に提出した。また、両社が同時に提出した報告書によると、アルデプロの社長(当時)はこの誓約書への捺印に同意したものの、同社法務部門が同意せず、捺印には至らなかったという。

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