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【もんじゅ廃炉方針】宮崎慶次・大阪大名誉教授「核燃料サイクル政策を維持できるのか疑問」

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【もんじゅ廃炉方針】
宮崎慶次・大阪大名誉教授「核燃料サイクル政策を維持できるのか疑問」

廃炉の方針が検討されている高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後4時52分、福井県敦賀市(本社ヘリから、山田哲司撮影)  廃炉の方針が検討されている高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後4時52分、福井県敦賀市(本社ヘリから、山田哲司撮影) 

 宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子力工学)の話 「もんじゅ」をめぐる政府の方針は非常に残念といわざるをえない。海外の高速炉と比べても、もんじゅの安全性そのものに根本的な問題はなく、すぐにでも稼働させるべきだと考えていた。再稼働には約5800億円が必要とされるが、将来への投資と考えればよいのではないか。ここで、もんじゅを廃炉にしてしまえば、技術やノウハウを継承できず人材も流出し、核燃料サイクル政策を維持できるのか疑問だ。これまで国策に協力してくれた地元の敦賀市に対しても、はしごを外すことになる。今、電力会社は自分のことに精いっぱいで、日本の将来を考える余裕はない。国がエネルギー政策にしっかり責任を持つべきだ。

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