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【もんじゅ廃炉方針】動画あり もんじゅ閣僚会議開催に地元は不信、住民も賛否 福井・敦賀

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【もんじゅ廃炉方針】
動画あり もんじゅ閣僚会議開催に地元は不信、住民も賛否 福井・敦賀

廃炉の方針が検討されている高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後4時52分、福井県敦賀市(本社ヘリから、山田哲司撮影)  廃炉の方針が検討されている高速増殖炉「もんじゅ」=21日午後4時52分、福井県敦賀市(本社ヘリから、山田哲司撮影) 

 政府が21日、廃炉を含めた抜本的な見直しの方針を表明した高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。同市の渕上隆信市長は同日、「いろいろな思いがある中で応援してきた。強い怒りを感じる」と、不快感を隠さなかった。同県の西川一誠知事も、21日の県議会で「地元に全く説明がないまま閣僚会議を開く姿勢は、無責任極まりない」と批判した。

 同日夜、報道陣の取材に応じた渕上市長は「平成7年のナトリウム漏洩(ろうえい)事故以来、いろいろなことがあったが、日本を豊かにする核燃料サイクルを担っているという誇りを持って応援してきた。それが簡単に変わるのか」と憤り、「昨日、上京して政府を訪れた時点では、『何も決まっていない。幅広く検討をする』という答えだった。バカにされているような気がする」と述べた。

 同市にはもんじゅ以外に日本原子力発電の敦賀原発1、2号機があるが、1号機はすでに廃炉が決まり、2号機は原子炉直下に活断層があると疑われている。

 もんじゅの廃炉で稼働可能な発電所がゼロの状況に陥れば、地元経済への悪影響や交付金など税収面への影響も懸念されている。

 一方、同県の西川一誠知事も21日の県議会で「もんじゅは国のプロジェクトで、確固たる結論を出す必要がある。長期的観点から対応すべきだ」と、反発した。

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