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覚醒剤密売 罪に問われたイラン人男性に無罪判決 神戸地裁

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覚醒剤密売 罪に問われたイラン人男性に無罪判決 神戸地裁

 覚醒剤などを密売しようとしたとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われたイラン国籍の男性(27)の判決公判が21日、神戸地裁で開かれ、平島正道裁判長は「犯行現場に立ち会っただけでは犯行に関与したと認めることはできない」として無罪(求刑懲役4年)を言い渡した。

 男性は平成27年9月、兵庫県尼崎市のホテルの一室で、密売グループの男らに覚醒剤約1キロなどを計約676万円で売ろうとしたとして、兄(33)=同罪などで起訴=らとともに逮捕、起訴された。男性は「何も知らなかった」と無罪を主張していた。

 平島裁判長は判決理由で、男性は来日直後で、兄に連れられて初めて密売現場に立ち会い、取引に直接関与した証拠はないと指摘。「(男性が)事情が分からず座っていた可能性を払拭できない」とした。

 神戸地検の永幡無二雄次席検事は「判決内容を十分に検討して適切に対処したい」とコメントした。

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