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シャープ攻勢を鮮明、28年度下期黒字化目標 旧本社隣接ビル買い戻し月内合意へ

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シャープ攻勢を鮮明、28年度下期黒字化目標 旧本社隣接ビル買い戻し月内合意へ

大阪市阿倍野区のシャープ旧本社。隣接ビルの買い戻しが浮上している=2月25日、本社ヘリから 大阪市阿倍野区のシャープ旧本社。隣接ビルの買い戻しが浮上している=2月25日、本社ヘリから

 経営再建中のシャープは21日、平成28年度下期に連結最終損益を黒字化(前年同期は1723億円の赤字)する目標を公表した。また、経営危機により売却した大阪市阿倍野区の旧本社に隣接するビルを買い戻し、欧州でテレビ事業に投資する予定だと発表した。台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業傘下での再生を社内外に印象付け反転攻勢をかける構えだ。

 戴正呉社長が同日、社員向けに「鴻海との戦略的提携が本格スタートする(28年度)下期の結果が、再生の行方を左右する」とし、黒字化を目指すとのメッセージを発信。対外的にも公表した。

 旧本社に隣接する「田辺ビル」は9月中に売却先のNTT都市開発(東京)から再取得する方向で合意したとしている。今年3月に同ビルと旧本社ビルを計188億円で売却したが、戴社長は4月に「第二の創業の地」として買い戻すと表明していた。

 NTT都市開発は「開発計画があったが、真摯(しんし)に要望を受け(シャープにとっての)重要性などを総合的に判断した」としている。一方、旧本社は売却先である家具量販大手、ニトリ(札幌市)と合意に至っていない。

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