産経WEST

隠しカメラ設置で大分県警の4人略式起訴 別府署「撮影は勇み足」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


隠しカメラ設置で大分県警の4人略式起訴 別府署「撮影は勇み足」

 大分県警別府署員が野党の支援団体が入る建物敷地に無断で隠しカメラを設置した問題で、別府区検は21日、建造物侵入罪で当時署の刑事官だった県警本部の阿南和幸地域課次席ら4人を略式起訴した。大分地検の山本保慶次席検事は「同種事案と比較すれば罰金刑が相当と判断した」とする一方、「不特定多数の人を撮影したのは勇み足。不適正な捜査と言え、プライバシーへの配慮に欠けている」と指摘した。

 書類送検されず、県内の男性(56)から同じ容疑で刑事告発されていた横山弘光署長と衛藤靖彦副署長について、地検は「関与を認めるに足る証拠はなかった」として不起訴処分とした。

 他に略式起訴となったのは、当時署の刑事2課長だった守口真一留置管理課長と、実際に現場にカメラを設置した署員2人。

 横山署長ら6人を告発していた男性は「警察の恣意的な捜査に歯止めをかけられるのは検察だけで、公開の法廷で真相が明らかにならないのは残念だ」と話した。支援団体の一つである連合大分の石本健二事務局長は「カメラの設置目的など引き続き県警に回答を求めていきたい」と話した。

続きを読む

関連ニュース

【隠しカメラ設置】大分県警本部長「人権配慮の職務徹底を」

「産経WEST」のランキング