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「最強の生き物」クマムシの秘密解明 放射能対策の力持つ遺伝子カギ 遺伝学研究所などゲノム解読で

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「最強の生き物」クマムシの秘密解明 放射能対策の力持つ遺伝子カギ 遺伝学研究所などゲノム解読で

ヨコヅナクマムシ(国枝武和・東京大助教提供) ヨコヅナクマムシ(国枝武和・東京大助教提供)

 ヨコヅナクマムシに特有の遺伝子が他にも多数見つかっており、チームは生命力の強さとの関係を調べる。

 ■クマムシ 8本の脚を持つ体長1ミリ未満の動物。約1200種が知られ、市街地、深海、山などに幅広く生息する。陸上に生息する種は乾燥すると縮まって「乾眠状態」となり、水分を得ると活動を再開する。乾眠状態では真空や、100~零下273度までの厳しい環境に耐えられる。欧州宇宙機関の実験では、乾眠状態のクマムシを10日間宇宙空間に直接さらした後、地上で水を加えると再び活動した。南極で採取され、約30年間凍っていたクマムシが水を与えられて復活し、産卵した例もある。

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