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【富山市議政活費不正】「詐欺の片棒担いでしまった」 領収書偽造の富山市議 辞職願提出も後悔の念 不審感じつつ先輩に遠慮も

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【富山市議政活費不正】
「詐欺の片棒担いでしまった」 領収書偽造の富山市議 辞職願提出も後悔の念 不審感じつつ先輩に遠慮も

 これを含め、同様の方法で約1年間で3回にわたり計約90万円を受給した。ところが、渡された領収書は、中川氏が付き合いのある印刷会社から入手した白紙の領収書を元に偽造したものだった。

 当初から不審に感じてはいた。中川氏にも「大丈夫ですか」と尋ねたが、問題ないと返された。2期目の谷口氏に対して、中川氏は合併前の旧市時代から通算6期目。「中川さんが言うなら大丈夫」と思い、請求を繰り返した。

 中川氏自身も領収書を偽造し、市政報告会の資料代などとして不正請求を繰り返していたことが発覚。今年8月30日に市議を辞職した。不正請求額は694万円に上り、辞職翌日の記者会見では「人付き合いが増え、遊ぶ金が欲しかった」などと動機を語った。

 先輩議員の利得のためだけに不正請求し、辞職に追い込まれた格好の谷口氏。だが、中川氏に対する強い怒りは湧いてこないという。むしろ「自分より付き合いは広く、出費もかさんだのだろう」とおもんぱかり、「公金を使っているという考えがなかった」と自身の甘さを悔いた。

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