産経WEST

【経済裏読み】韓国・海運大手の破綻が世界に大迷惑、サムスン積み荷“海上漂流〟…「恥さらし」メディアも憤慨

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【経済裏読み】
韓国・海運大手の破綻が世界に大迷惑、サムスン積み荷“海上漂流〟…「恥さらし」メディアも憤慨

11日、米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同) 11日、米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同)

 これまで政府系金融機関の韓国産業銀行(KDB)などで構成する債権団のもとで、経営再建を目指していた。しかし、再建には、1兆ウォン(914億円)以上の資金が必要になることが判明。債権団は支援の継続を断念した。ロイターによると、昨年末の負債額は5兆6千億ウォンといわれる。

「サムスン」積み荷も立ち往生

 韓進の経営破綻が、世界的な注目を集めたのは、同社が運ぶ大量のコンテナが海上に足止めされ、各国の港に荷揚げできなくなったためだ。法廷管理申請後の1週間余りで、80隻近いコンテナ船が足止め。荷降ろしの経費を誰が負担するかが判然とせず、入港したとたんに債権者に船を差し押さえに入る恐れもあって、行き場を失ったわけだ。

 インターネット通販の普及が国境を越えた物流を盛んにした一方、輸出入の大半を船舶に頼っているのは従来と変らず、海上輸送の重要性を知らしめる教訓にもなった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)によると、海上を漂う積み荷の総額は、約140億ドル(約1兆4200億円)。韓国サムスン電子でも、3800万ドル相当の積み荷が韓進の船に積まれたままになったという。

「海を漂っている船舶は70隻」

関連トピックス

関連ニュース

【経済裏読み】中国経済、再減速“悪夢”のシナリオ…投資も消費も勢いダウン、金融政策も手詰まり感 専門家「景気対策なしではさらに失速も」

「産経WEST」のランキング