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【ビジネスの裏側】中国人もビックリ! 炭窯、羽釜、土鍋…高級炊飯器のスゴワザとどまるところ知らず

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【ビジネスの裏側】
中国人もビックリ! 炭窯、羽釜、土鍋…高級炊飯器のスゴワザとどまるところ知らず

三菱IHジャー「本炭釜 KAMADO」(手前)=大阪市北区(岡本義彦撮影) 三菱IHジャー「本炭釜 KAMADO」(手前)=大阪市北区(岡本義彦撮影)

 コメの甘みやうまみを最大限に引き出すことを追求した高級炊飯器のリニューアルが相次いでいる。食事にこだわるシニア層や中国人を中心とした訪日客の需要が高まっていることが背景にある。内釜の素材や形状にこだわり、昔ながらの「かまど炊き」を再現した製品などに人気が集まっている。(石川有紀)

高機能化が加速

 10年前に10万円を超える高級機種が登場して以降、炊飯器の開発競争が過熱している。各メーカーはかまど炊きを家庭の電気で再現しようと、内釜の素材や形状などに知恵を絞るほか、柔らかめから固めまで好みの炊き加減を選べたり、米の銘柄別の炊き分け機能を搭載するなど、高機能化が進む。それに伴って価格も上昇傾向が続いている。

 日本電機工業会(東京)の統計によると、炊飯器の平均単価は平成18年度の約1万5千円から、27年度には約2万2千円に大きく上昇。食に対する意識が高いとされるシニア世代や訪日した中国人観光客による“爆買い”に支えられ、高級炊飯器の販売が伸びたことが要因とみられている。

純度99・9%の「炭」

 三菱電機が平成18年3月に発売した電気炊飯器「本炭釜」は高級炊飯器の先駆けとなった製品で、純度99・9%の炭素素材を削りだして作る内釜が特徴だ。

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