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【台風16号】太平洋沿岸横断、各地で記録的大雨 土砂災害警戒

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【台風16号】
太平洋沿岸横断、各地で記録的大雨 土砂災害警戒

愛知県清須市の冠水した道路で水没した車(右下)=20日午後10時26分 愛知県清須市の冠水した道路で水没した車(右下)=20日午後10時26分

 鹿児島県に上陸した台風16号は20日午後1時半ごろ、和歌山県に再上陸した。勢力を弱めながら東日本の太平洋沿岸を東に進み、同日夜、温帯低気圧に変わった。各地で記録的な大雨を観測し、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒するよう呼び掛けた。

 愛知県清須市では20日、道路が冠水し、水没した車から見つかった女性が意識不明の状態。長野県と兵庫県の川では、愛知県の男性(66)と6歳男児がそれぞれ流され行方不明となった。西日本の各地で住宅が倒壊したり、強風で転倒したりするなど、けが人は30人以上に上った。宮崎県では河川の氾濫などで冠水が相次いだ。近畿や中四国を中心に鉄道の運休や遅れが相次いだほか、空の便も200便以上が欠航した。

 兵庫県洲本市では20日、1時間に95・0ミリの猛烈な雨を観測。奈良県曽爾村では、この地点の9月の観測史上最多となる1時間雨量54・5ミリを記録した。気象レーダーの解析では、鹿児島、宮崎、徳島、香川各県内で100ミリ以上の雨が降ったとみられる。

 21日夕までの24時間予想雨量はいずれも多い所で、東海180ミリ、伊豆諸島150ミリ、北陸120ミリ、関東甲信100ミリ。21日にかけて予想される最大瞬間風速は、近畿や東海、四国35メートル、関東と伊豆諸島30メートル。

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