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7人死亡のホテル火災で元経営者、起訴内容認める 広島地裁

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7人死亡のホテル火災で元経営者、起訴内容認める 広島地裁

 広島県福山市のホテル「プリンス」で平成24年5月、宿泊客7人が死亡し、従業員1人を含む4人が負傷した火災で、業務上過失致死傷罪に問われた元ホテル経営者の無職、楠妙子被告(67)は20日、広島地裁(小川賢司裁判長)で開かれた初公判で「間違いない」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、「行政から防火対策や防災訓練について指摘されたにもかかわらず、金をかけたくないとの理由から是正せず、訓練もしていなかった」と述べた。弁護側は「9年間査察がされないなど、行政側にも問題があった」として、情状酌量を求めた。

 起訴状などによると、24年5月13日早朝、耐火構造ではないホテルの1階から出火し、鉄筋4階建てと一部木造2階建てを全焼。楠被告は火災が拡大して宿泊客に危険が及ぶ恐れがあると予見できたのに対策を取らず、宿泊客7人を死亡させ、4人を負傷させたとしている。

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