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「胸腔鏡手術後に死亡」75歳女性遺族が病院提訴 名古屋地裁

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「胸腔鏡手術後に死亡」75歳女性遺族が病院提訴 名古屋地裁

 平成25年11月に愛知県刈谷市の「刈谷豊田総合病院」で同県に住む女性=当時(75)=が胸腔鏡手術を受けた後、死亡したのは担当した医師のミスが原因として、遺族が病院側に計約6500万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことが20日、分かった。提訴は8月10日付。

 訴状によると、女性は25年11月13日、腫瘍を摘出するため、胸に小さな穴を開け小型カメラなどを入れる胸腔鏡手術を受けた。この際、医師が誤って大静脈を傷つけたため、大量出血による脳症や多臓器不全で同月29日に死亡したとしている。

 同病院は刈谷市やトヨタグループなどでつくる法人が運営。病院側は取材に「一切、コメントできない」としている。

 遺族の代理人弁護士によると、遺族は、医療機関が「院内調査」する国の医療事故調査制度のモデル事業を利用。この調査の中で病院側は医療ミスを認めていたが、遺族には「法的過失はない」と主張したため提訴に踏み切ったとしている。

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