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【神武・海道東征 第12部】偉業を支えた脇役たち(1)槁根津日子(さをねつひこ) 大和への海路 水先案内の大役

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【神武・海道東征 第12部】
偉業を支えた脇役たち(1)槁根津日子(さをねつひこ) 大和への海路 水先案内の大役

保久良神社にある椎根津彦(槁根津日子)の像。古事記が書く姿をしている=神戸市東灘区(恵守乾撮影) 保久良神社にある椎根津彦(槁根津日子)の像。古事記が書く姿をしている=神戸市東灘区(恵守乾撮影)

 第2次は弥生後期後半で、魏志倭人伝に記された倭国の大乱の時期と重なり、関連が指摘される。第3次は古墳時代初頭ごろ。瀬戸内にとどまらず東海や北陸などにも広がり、10代崇神天皇が東国、北陸などに将軍を派遣したとする記紀の記述と重なる。   =(2)に続く

     ◇

【用語解説】交声曲「海道東征」 詩人・北原白秋(きたはら・はくしゅう)が記紀の記述を基に作詩し、日本洋楽の礎を作った信時潔(のぶとき・きよし)が作曲した日本初のカンタータ(交声曲)。国生み神話から神武東征までを8章で描いている。

 皇紀2600年奉祝事業のために書かれ、戦前は全国で上演されて人気を集めたが、戦後はほとんど上演されなくなった。昨秋、大阪フィルハーモニー交響楽団の雄壮な演奏で復活上演され、大きな反響を呼んだ。今年も10月3日に再演される。

 白秋の詩は、記紀の古代歌謡や万葉集の様式を模して懐古的な味わいがあり、信時の曲は簡潔にして雄大と評される。

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