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ホントに必要!?大阪・今里筋線延伸整備 民営化めぐり市長判断に注目

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ホントに必要!?大阪・今里筋線延伸整備 民営化めぐり市長判断に注目

大阪市営地下鉄今里筋線=今里駅 大阪市営地下鉄今里筋線=今里駅

 今里筋線は市営地下鉄8番目の路線として、平成18年12月に計画区間の3分の2にあたる井高野(東淀川区)-今里間が開業した。ただ、延伸区間は財政難のため着工できず、10年以上手つかずの状態が続いてきた。

 再び注目を集めたのは今年8月末。市議会で自民が民営化基本方針案に賛成する条件として、延伸整備に向けた基金創設を掲げたことだった。

 地下鉄民営化は橋下徹前市長が取り組んだが、自民などの反対で2度にわたり条例案が否決され、後継の吉村市長に引き継がれた最大の懸案の一つ。申し入れを受けた吉村市長は自民の変化を歓迎しつつも「さまざまな面から検討が必要」と熟慮する姿勢をみせた。

延伸整備費は1300億円

 背景には、開業以来10年連続で赤字が続く今里筋線の苦しい事情がある。1日平均の輸送人員は市営地下鉄8路線の中で最少。26年度は6万4千人と2番目に少ない長堀鶴見緑地線(16万1千人)の半分にも満たなかった。延伸整備には約1300億円の建設費が必要とされるが、市の諮問機関は26年、沿線地域の人口減少の見通しなどを根拠に「事業化の可能性は公営・民営にかかわらず極めて厳しい」と答申している。

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