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ホントに必要!?大阪・今里筋線延伸整備 民営化めぐり市長判断に注目

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ホントに必要!?大阪・今里筋線延伸整備 民営化めぐり市長判断に注目

大阪市営地下鉄今里筋線=今里駅 大阪市営地下鉄今里筋線=今里駅

 大阪市営地下鉄の民営化をめぐり、市東部を走る今里筋線の延伸の是非が焦点に浮上している。自民党市議団が、16日に開会した市議会で再び審議される民営化基本方針案に賛成する条件として、延伸整備に向けた100億円規模の基金創設を求めたからだ。ただ、今里筋線延伸は採算性の厳しさから凍結された経緯があるだけに、吉村洋文市長が悲願の民営化実現のために条件をのむのか、月内にも示される判断に注目が集まっている。

意見さまざま

 「難波や梅田に行くのに便利になるわけではないし、延伸はあまり必要性を感じない」

 今里駅(東成区)から南に6・7キロ先の延伸計画区間の湯里六丁目(東住吉区)の近くに住む主婦(44)は、こう話す。

 今里筋線は市内中心部を通る御堂筋線と接続する予定のない唯一の市営地下鉄の路線。幹線道路の今里筋沿線住民の生活の足となっているのは専らバスだといい、生野区の男性(71)は「費用と時間がかかる地下鉄をつくるより、今里筋の渋滞を避けられるバスの優先レーンを整備してほしい」と語った。

 一方、延伸を望む声も根強く、東住吉区の男性(75)は「地下鉄が通れば、移り住もうという人や新しい店ができて街に活気が出てくる」と期待を寄せる。

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