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大阪の破綻会社社長、1億円私的流用か 会社幹部と結託し、粉飾決算繰り返す、刑事事件に発展の可能性も

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大阪の破綻会社社長、1億円私的流用か 会社幹部と結託し、粉飾決算繰り返す、刑事事件に発展の可能性も

 多数の海外ブランド食材の輸入を手がけ、今年3月に約108億円の負債を抱えて経営破綻した大阪市北区の輸入食品販売会社「日食」=破産手続き中=の男性社長(66)が、昨年までの約8年間に会社資金計約1億円を私的流用していた疑いのあることが2日、同社関係者らへの取材で分かった。

 また、社長が当時の経理部長らと結託し、約15年間にわたって粉飾決算を繰り返していたことも判明。同社の破産管財人は社長を含む役員らに賠償を求めるなど責任追及を進めており、今後、刑事事件に発展する可能性もある。

 同社の内部資料などによると、社長による私的流用は少なくとも平成20年ごろから始まった。神戸市東灘区の自宅マンションの管理費に充てるため、約8年間で計2865万円を支出。これとは別に社長への仮払金として24年ごろからの約4年間に月額100万~200万円、計約7650万円を出金していた。

 いずれも社長が元経理部長に支払いを依頼し、本社の会議室で手渡しするなどしていたという。産経新聞の取材に、社長は「今は何も話せない」とだけ回答。元経理部長も「弁護士に任せており、何も答えられない」としている。

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