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政活費不正流用問題で神戸市議を任意聴取 兵庫県警

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政活費不正流用問題で神戸市議を任意聴取 兵庫県警

 神戸市議会の会派「自民党神戸」(名称変更後に解散)による政務活動費(政活費)の不正流用問題で、詐欺と虚偽公文書作成・同行使罪で刑事告発を受理した兵庫県警が、同会派に所属していた市議から任意で事情を聴いていることが29日、捜査関係者への取材で分かった。県警は市議の関与の有無や政活費の使途など事実関係の解明を進め、立件の可否を慎重に判断するとみられる。

 捜査関係者によると、県警はすでに市議会から、架空の調査委託で捻出した裏金の収支を記載した裏帳簿などの任意提出を受け、裏帳簿を作成した政務調査員や市職員からも参考人聴取しているという。

 同問題は昨年7月、同会派が架空の調査委託などで政活費を不正流用していた疑いが浮上。市議会が真相究明のために設置した検討会は調査の結果、平成22~26年度に計約3440万円が市議選前の陣中見舞いやゴルフ代、カニ料理の代金などに不正流用されたと推計した。その後、当時の会派の所属議員らが分担し、全額が返済されている。

 一方、検討会は当時同会派に所属していた市議と元市議計14人、架空の領収書を発行した業者などから事情聴取。しかし、聴取の前に不正流用を認めた大野一市議は昨年8月に病死し、大野氏以外の市議の関与は分からなかった。

 このため市議会は今年1月、容疑者不詳のまま告発状を提出。ほかに市民オンブズマン兵庫も告発状を提出した。

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