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かつての“負の遺産” ホテル転用で“起爆剤”となるか 稼働率80%をもくろむ 大阪府咲洲庁舎

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かつての“負の遺産” ホテル転用で“起爆剤”となるか 稼働率80%をもくろむ 大阪府咲洲庁舎

 大阪府の第2庁舎「咲洲庁舎」(大阪市住之江区)の活用策に注目が集まっている。市が約1200億円を投じて建設したもののテナントが集まらず、早々に破綻(はたん)。「負の遺産」となっていたのを橋下徹氏が知事時代に格安で購入した巨大ビルだが、高い空室率は改善されないまま。そこで府が考えたのがホテルへの転用だ。稼働率向上とともに外国人旅行客の増加による大阪の宿不足解消も狙う“一石二鳥”の案は成功するのか。(桑村朋)

 「ありとあらゆる可能性を探って空室を埋め、そこに人が集まるような仕掛けを作っていく」。24日の記者会見で、松井一郎知事は咲洲庁舎を活用し、ベイエリア活性化につなげていく考えを示した。

 平成7年に「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)として完成した咲洲庁舎。しかし交通の便の悪さなどから当初から低迷を続けた。

 55階建てのビルは現在、1~3階が店舗、7~17階がオフィス区画となっている。18階以上には府の一部部局が入っているが、全体の空室率は約3割に上る。

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