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【プロ野球】阪神の新ショート北條、決勝二塁打「ここで決める」

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【プロ野球】
阪神の新ショート北條、決勝二塁打「ここで決める」

 熱い心で、冷静に-。阪神は終盤に追いつき、延長十回2死一、二塁で2番の北條に打席が回った。「何とか、ここで決める」。3球目、山口の外角シュートを中堅右に逆らわずにはじき返し、2者が本塁を駆けた。

 殊勲の決勝二塁打で、悪送球間に三塁に到達。前打者は同点本塁打を放っていた上本で「僕で勝負だと思った。準備はしていた」。敬遠気味に歩かされると、勝負根性にスイッチが入る。「いいバットの軌道を出せた」。三塁ベース上で2つの拳を天に突き上げた。

 鳥谷を差し置いて、8試合連続で遊撃の先発を張る。8月は打率3割5厘と好調で、金本監督が「いま、北條は外せない」と語るほど。若手登用の中心といえ、本人は「自分がやるべきことをしっかり頭に入れて頑張っている」と強調した。

 「伝統の一戦」80周年の節目にありながら、敵地で3連敗すれば5年連続の負け越しが決まっていた。「ああいう場面で打ってこそ、打者の価値だから。よく、あそこでやってくれた」。指揮官は、バットマンへの最大級の賛辞を惜しまなかった。(坂井朝彦)

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