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【おやじが行く】どて煮ゴロッ&卵トロッの「浪花オムライス」 味噌とケチャップの意外な相性の良さ

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【おやじが行く】
どて煮ゴロッ&卵トロッの「浪花オムライス」 味噌とケチャップの意外な相性の良さ

 皿の上に鎮座する黄色い楕円形の山。上にはトマトケチャップが載っていて、スプーンをサクッと卵焼きの“表皮”に入れると、中には真っ赤なチキンライスが…。オムライスは子供のころの僕にとって、一番のごちそうだった。

 個人的には、卵は固め、チキンライスはベチョベチョ…というのが好みなのだが、最近は店によってさまざまなタイプがあり、食べ歩くのも楽しい。そして最近、衝撃的な一品に出合った。

 大阪・南船場にある雑居ビル。にぎやかな街にあってエアポケットのように静かだ。薄暗いビルの通路を奥に進んでいくと、「浪花オムライス」の看板を掲げた店が。こういうシチュエーションもおやじの冒険心をそそる。こぢんまりとした店内にはカウンターがあるのみ。9席しかない。

 なんと商売っ気のない…と思っていたら、「最初は12席だったんですが、回転が速い日は調理が追いつかなくて…。お客さまにもゆっくりしてもらいたいこともあって、減らしました」と店主の福井毅さん(39)。

 名物は、店名にもなっている「浪花オムライス」(千円)。オムライス本体が褐色のデミグラソースに埋まり、大きな牛肉の塊がゴロッ、ゴロッと転がっている。ビーフシチュー?と思いきや、肉だけがどて煮。和牛の「カッパ」という希少部位を3時間煮込む。当然、みそ味である。

 卵はふわっ、とろっ、の絶品オムレツ。ライスは、ペースト状になるまでバターソテーした淡路島産タマネギに、塩だれとケチャップを混ぜて炒めるだけ。好みの濃いめの味付けだが、やさしい甘さが際立っている。

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