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「上町断層帯」「金剛山地東縁」… 29断層帯が危険「Sランク」

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「上町断層帯」「金剛山地東縁」… 29断層帯が危険「Sランク」

長期評価の見直しを反映するとSランクに該当する主要な活断層 長期評価の見直しを反映するとSランクに該当する主要な活断層

 マグニチュード(M)7以上の大きな地震を引き起こす危険な断層帯は全国に点在する。地震調査研究推進本部の事務局を務める文部科学省によると、そうした97の主要断層帯の公表済みの確率評価を新たな4段階リスクに当てはめると、全体の3割にあたる少なくとも29断層帯が最高の「Sランク」に該当する。

 4月の熊本地震で一部が活動した熊本県の「日奈久(ひなぐ)断層帯」のうち、活動しなかった「八代海区間」と「日奈久区間」が「S」に。また大阪市を南北に縦断する「上町断層帯」や、近畿-四国を東西に横断する「中央構造線断層帯」のうち、和歌山県など近畿側の一部の「金剛山地東縁」「和泉山脈南縁」なども該当する。

 公表済みの発生確率に基づいて今後、正式にランク分けを進める方針。文科省は「なるべく早く全国版や地域版の地図などを作り、各地の気象台などと協力して自治体にも説明したい」と話している。

 熊本地震で活動した「布田川断層帯」の一部や、平成7年の阪神大震災で活動した「六甲・淡路島断層帯」は、地震から間もないため「S」に該当しない。

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