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「かなりびっくり」西武八尾店、35年の歴史に幕 来年2月末で閉店、地元に惜しむ声

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「かなりびっくり」西武八尾店、35年の歴史に幕 来年2月末で閉店、地元に惜しむ声

来年2月末に閉店する西武八尾店=3日午前、大阪府八尾市(香西広豊撮影) 来年2月末に閉店する西武八尾店=3日午前、大阪府八尾市(香西広豊撮影)

 セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の「そごう・西武」が運営する百貨店、西武八尾店(大阪府八尾市)を来年2月末で閉店すると発表してから一夜明けた3日、地元では閉店を惜しむ声が相次いだ。

 週に1度は同店を利用するという主婦(74)は「食料品売り場でよく買い物をしていたので、不便になりますね」。土産品を買いに来たという八尾市の松本平行さん(66)は「自宅から自転車で15分程度で来られるので便利だったのに」と話した。

 周辺店舗の関係者には驚きとともに、不安も広がっている。百貨店に隣接する美容院のスタッフ、大谷幸恵さん(33)は閉店を知って「かなりびっくりした」とした上で「閉店によって、お客さんが流れてこなくなるという影響は出るかもしれない」と懸念を抱く。

 八尾商工会議所の大堀裕央専務理事は「閉店は青天の霹靂(へきれき)で、あまりにも残念。市をはじめ関係者との話が必要になる」と話した。市は「今後の中心市街地のにぎわい創出や商業振興・雇用対策などに対応していきたい」(経済環境部)とのコメントを発表した。

 西武八尾店は昭和56年5月にオープンし、ピーク時の平成3年度には約383億円の売上高を記録した。近年は近隣の郊外型ショッピングセンターとの競争激化などで苦境に立たされ、27年度の売上高は約155億円に落ち込んでいた。

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