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30年間花火を撮り続ける“ハナビスト”冴木一馬さんが語る「瞬間芸術」の魅力 関西はド派手、関東はシックにフィナーレ

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30年間花火を撮り続ける“ハナビスト”冴木一馬さんが語る「瞬間芸術」の魅力 関西はド派手、関東はシックにフィナーレ

平成24年の「なにわ淀川花火大会」=(c)冴木一馬 平成24年の「なにわ淀川花火大会」=(c)冴木一馬

 打ち上げ花火に魅せられ、国内外で写真を撮り続けている高槻市在住の花火写真家・冴木一馬さん(58)の活動が今年で30年目を迎えた。写真のほかにも、本や雑誌、テレビなどで花火の歴史や文化、トレンドを発信する“ハナビスト”の冴木さんに、知っていると花火見物がもっと楽しくなるポイントや、関西と関東の違いなどについて教えてもらった。(北村博子)

 昭和62年、冴木さんが29歳の時、仕事で天神祭の奉納花火を撮影。当時、フリーの報道カメラマンとして事件・事故現場の殺伐とした写真を撮ることが多かった冴木さんは、ファインダー越しに見た花火の美しさに癒やされ、以来とりこになった。「時間をかけて作り上げた尺玉が、あっという間にはかなく消える。その瞬間の芸術を写真に収めたい」との思いを募らせ、花火写真家に転身した。

 夏場は車で全国各地の花火大会をめぐり、オフシーズンは海外にも足を延ばす。年間50~100カ所で花火を撮影するうちに次第に知識も増え、研究も深まった。

 冴木さんによると、夏の花火大会は日本独特の慣習で、江戸時代に川開きと納涼を目的に広まっていったとされる。4重、5重の輪の広がりや、途中で色を変化させる技術は日本独自で、日本の打ち上げ花火の芸術性の高さは、世界でも類を見ないという。

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