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【相模原19人刺殺】措置入院後2週間で退院、「家族同居」もフォローなく…植松容疑者“野放し状態”で惨劇

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【相模原19人刺殺】
措置入院後2週間で退院、「家族同居」もフォローなく…植松容疑者“野放し状態”で惨劇

送検のため相模原・津久井署を出る車の中で笑みを浮かべる植松聖容疑者=27日午前7時32分 送検のため相模原・津久井署を出る車の中で笑みを浮かべる植松聖容疑者=27日午前7時32分

 相模原市の知的障害者施設殺傷事件で逮捕、送検された元施設職員、植松聖(さとし)容疑者(26)。「障害者を殺す」と発言したことから精神保健福祉法に基づく措置入院となった後、約2週間で退院していた。行政側は退院後の動向を一切把握しておらず、植松容疑者は“野放し状態”のまま入所者19人を殺害する凶行に突き進んだ。制度の不備が浮かび上がった形だが、精神障害をめぐる判断は難しいケースも多い。専門家は「検証が必要だ」と訴える。

 ■2週間で退院

 措置入院は、精神疾患のため、他人や自分を傷つける恐れがある患者を本人や家族の同意なく強制的に入院させる制度。2人以上の精神保健指定医の判断で都道府県知事か政令市の市長が入院を決める。期間の定めはなく指定医の診察などをもとに退院が決まる。

 植松容疑者は2月14、15日、事件の舞台となった相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」を名指しした上で、「障害者を抹殺する」などと記した手紙を衆院議長の公邸に持参。19日、神奈川県警津久井署の事情聴取にも「いつでも大量殺人する」と話した。

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