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「奈良のシカ」総数やや減少し1455頭 子鹿は10年ぶり200頭超 交通事故は131件―この1年

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「奈良のシカ」総数やや減少し1455頭 子鹿は10年ぶり200頭超 交通事故は131件―この1年

ホルンの音に誘われて鹿が群れをなして現れた=奈良市 ホルンの音に誘われて鹿が群れをなして現れた=奈良市

 財団法人「奈良の鹿愛護会」(奈良市)は19日、奈良公園一帯で生息する「奈良のシカ」(国天然記念物)の頭数を発表した。総数は前年比40頭減の1455頭だが、今年生まれた子鹿は同30頭増の229頭で、10年ぶりに200頭を超えた。

 今月15、16日に愛護会のメンバーやボランティアらが調査した。奈良公園内で生息している鹿は前年比11頭減の1180頭。内訳はオス236頭、メス715頭、子鹿229頭で、メスが同73頭減った一方、オスは同32頭、子鹿は同30頭増えた。鹿苑で保護収容している鹿は275頭(オス164頭、メス111頭)で、同29頭減った。

 昨年7月16日から1年間の死亡頭数は341頭で、死因は病気174頭、交通事故81頭、その他84頭などだった。

 交通事故の総発生件数は131件で、最も多かったのは「県庁東-福智院」交差点の33件。「県庁東-東向」交差点20件、「大仏殿-高畑」交差点18件と続いた。時間帯では朝と夕方、夜間、季節では秋が多く、愛護会はドライバーらに注意を呼びかけている。

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