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【関西の議論】クロマグロが回転寿司から消える?…名門「勝浦漁協」破綻の衝撃 水揚げ不振の背景に何が

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【関西の議論】
クロマグロが回転寿司から消える?…名門「勝浦漁協」破綻の衝撃 水揚げ不振の背景に何が

勝浦漁港で水揚げされたクロマグロ。漁獲量の低迷は深刻だ=那智勝浦町 勝浦漁港で水揚げされたクロマグロ。漁獲量の低迷は深刻だ=那智勝浦町

 そこで、中西部太平洋地域でマグロ漁を行う26カ国が加盟する「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」は14年12月の年次会合で、日本を含む加盟国に対し漁獲規制を設けることを決定。漁獲量について30キロ未満のクロマグロは2002(平成14)~04(16)年の平均の半分以下に、30キロ以上は同期間の平均以下に抑えることとした。

 これを受け水産庁は昨年1月、日本近海などで水揚げされるクロマグロに関して漁獲規制を実施。加盟国で近年マグロの漁獲量、消費量が増えている韓国や台湾、メキシコなども同様の規制を行っている。

 水産庁の担当者は「日本だけでなく、国際的な枠組みで管理しなければクロマグロを守れなくなってきている。中でも最大の漁獲国でかつ消費国でもある日本が先頭に立って規制を行わなければ他国もついてこない」と話す。

待ち望まれるクロマグロのベビーブーム

 クロマグロの減少について、国際水産資源研究所(静岡市)くろまぐろ資源部の島田裕之部長(56)は、平成6年に0歳未満のクロマグロの幼魚が沖縄近海や日本海などで通常の約3倍の約4千万匹も確認された「卓越年級群」との関係を指摘する。

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