産経WEST

【軍事ワールド】ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【軍事ワールド】
ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル

編隊飛行するA-10(米空軍HP) 編隊飛行するA-10(米空軍HP)

 空軍の理想の地上攻撃は、地上砲火が届かず、敵地上兵からは見えない高さからレーザー誘導やGPS誘導で爆弾を落とすこと。

 しかし陸軍の立場では、こうした援護は心許ないとの声が一般的だ。陸兵の手に負えない強大な敵火力を、陸軍の無線で密に連絡を取りながら繰り返し攻撃してくれるA-10こそ“頼りになる騎兵隊”なのだ。

空飛ぶ戦車

 A-10は1967年の開発開始時点から、最強のCAS専門機を目指した。

 当時の仮想敵のワルシャワ機甲軍(ソ連軍)が運用していた主力対空砲の23ミリ弾に耐えられるよう、コックピット(操縦席)はバスタブ状に組んだチタン合金の装甲板で防護。エンジンは胴体後部に外部ポッド式とし、被弾時の胴体への影響を最小限にするとともに、主翼そのものがエンジン防護の役目を果たす構造とした。

 垂直尾翼も第二次大戦時の爆撃機のように2枚とし、片方が破損しても操縦性を担保できる。結果、水平・垂直尾翼はエンジン排気口を囲むような形となり、赤外線追尾ミサイルへの対抗措置となった。前線でも修理が容易にできるよう、大型部品を左右共通にするなどの工夫もある。主輪(タイヤ)は格納時でも半分は下に突き出した形で、不時着時の破損を減じている。

91年の湾岸戦争で無双の強さを見せ現役延長も老朽化

このニュースの写真

  • ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル
  • ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル
  • ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル
  • ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル
  • ステルス機VS空飛ぶ戦車、生き残りかけ真っ向勝負 裏で米軍の陸・空バトル

「産経WEST」のランキング