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「茶道へのいざないは石畳で」通称“家元通り”小川通の無電柱化で、千宗室氏が京都市に要望書

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「茶道へのいざないは石畳で」通称“家元通り”小川通の無電柱化で、千宗室氏が京都市に要望書

要望書について説明する裏千家家元の千宗室氏=京都市役所 要望書について説明する裏千家家元の千宗室氏=京都市役所

 京都市が景観や防災の向上のため、茶道文化の中心ともいえる京都市上京区の小川通(油小路通)で進めている「無電柱化」事業について、沿道関係者である表千家、裏千家を代表して、裏千家家元の千宗室氏が6日、京都市役所を訪れ、舗装の際に石畳風にするよう求める要望書を提出した。

 要望書によると「小川通は、多くの市民が利用する道路であるとともに、表千家や裏千家を訪れる人も多く、歩く人にとってでこぼこがない石畳風アスファルト舗装を実施してほしい」などとしている。

 宗室氏は要望書について、「インターネット上では『家元通』と呼ばれているようで、近年では海外からの観光客が散策する姿も増えている」としたうえで「電柱を無くしても、今のままの舗装では画竜点睛を欠くことになる気がする。古いたたずまいを味わっていただくためにも石畳風の舗装を実現していただきたい。そうすることで、視覚だけでなく、両家を訪れる着物姿の人が行き交う『ひたひたひた』という音も楽しんでいただける」と説明した。

 門川大作市長は「ご要望を実現するよう取り組んでいきたい」と話した。

 小川通の無電柱化は、平成24年に、上御霊前通から寺之内通までの約250メートルの道路で着工。電線共同溝の敷設工事を終え、今後、電線の切り替えと、電柱の撤去を行い、今年度中に道路の舗装も終える予定という。

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