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廃虚建物の設計図見つかる 長崎・軍艦島、保存に活用

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廃虚建物の設計図見つかる 長崎・軍艦島、保存に活用

軍艦島の集合住宅などの設計図のコピー=5日午前、長崎市役所 軍艦島の集合住宅などの設計図のコピー=5日午前、長崎市役所

 世界文化遺産に昨年登録された長崎市沖の端島炭坑(通称・軍艦島)に廃虚として残る集合住宅や小中学校などの設計図336枚が5日までに見つかった。崩壊の危険のある建物もあり、市は「保存計画を作る上で役立つ」としている。

 市によると、島には大正から昭和初期にかけて建てられた鉄筋コンクリート建造物が多く存在。設計図は当時工事を請け負った清水建設が保管しており、今年2月に「資料整理中に見つかった」と市に連絡があった。昭和12年以降の図面と見られ、部屋の配置や鉄筋の数が記されている。

 地上10階建てで島内最大のアパートの図面も含まれている。大正5(1916)年に建てられ、日本で最初とされる鉄筋コンクリートの高層アパートの設計図は見つからなかった。

 市は来年12月までに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の事務局に保存計画を報告する。

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