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大阪府警が殺人の捜査資料10件放置・時効…放置件数は計2270件、該当者ら処分は見送り

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大阪府警が殺人の捜査資料10件放置・時効…放置件数は計2270件、該当者ら処分は見送り

 大阪府警の全65警察署のうち61署で捜査関係資料が放置され、大量の事件で公訴時効が成立していた問題で、平成3~7年に発生した殺人事件10件も放置され、時効となっていたことが30日、分かった。府警が同日、資料の点検結果を公表した。時効成立の総数は昭和50年~平成24年に起きた2270事件で、放置された証拠品は計8345点。今年2月に約4300事件と説明していたが、重複分などを除いた結果、ほぼ半減した。

個人特定困難で処分見送り

 府警は殺人10件を含む1216事件の証拠品計4848点を検察庁に時効送致した。また、同日付で、資料放置が確認された61署に業務指導を行ったが、「放置が長期間にわたっており、放置した時期や人物の特定が困難」として、個人への処分は見送った。

 時効となった殺人事件は、生後間もない乳児の遺体が遺棄されるなど被害者の身元特定が困難なケースが多かったが、平成3年に大阪府南部で発生し、捜査本部が設置された強盗殺人事件も1件含まれていた。殺人未遂事件も20件あった。発生後、それぞれ数カ月~2年程度は捜査を続けた形跡があったものの、容疑者の特定が難航するなどして捜査態勢を縮小した後、適切な引き継ぎを行わなかったのが原因とみられる。

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