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マグロ、ナマズに続け…今度は近大「ハチミツ」研究に着手 資金調達にクラウドファンディング利用

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マグロ、ナマズに続け…今度は近大「ハチミツ」研究に着手 資金調達にクラウドファンディング利用

 「近大マグロ」で知られる近畿大学(大阪府東大阪市)が新たな研究開発の資金調達に向け、インターネットを通じて不特定多数から資金を募るクラウドファンディングの利用に乗り出した。第1弾として工学部(広島県東広島市)が手がける高機能ハチミツの開発などを目指す「近大ハニープロジェクト」は、23日からの募集で翌日には目標額を達成。近大は、クラウドファンディング運営企業と提携したのは日本の大学では初めてとしており、今後も月1件ペースで新たな研究開発で利用する予定という。

 近大が提携したのは、クラウドファンディング運営の大手「CAMPFIRE(東京都渋谷区)」。工学部では、2年前から化学生命工学科と建築学科が共同で養蜂に取り組んでいる。有効成分を高めた高機能ハチミツの開発や、ハチミツに入っているハチの酵素の遺伝子解析結果などを薬剤や化粧品などに生かす目的で研究を進めている。

目標額を上回る

 クラウドファンディングはハチミツを増やすために、寄付の第一目標額を「ハチと巣箱1台分の費用20万円」と比較的少額に設定し、23日から募集を開始。翌日の午後には30万円以上を集める人気ぶりで、以後も寄付は増え続けている。募集は8月7日まで継続し、集まった資金で可能な限り多くの巣箱を、工学部敷地内に設置する予定。寄付は千円からで、額に応じて、「近大ハニー」などを返礼として受け取ることができる。

 クラウドファンディングが日本で普及し始めたのは、平成23年ごろ。これまで教員が自分の研究のために行ったりするケースはあったが、近大によると、大学が企業と提携した事例はなかったという。

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