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【Jリーグ】「どうすんねん」と本田後押し 「爆発的に成長するか、ボロボロになるか…」宇佐美、2度目の独挑戦

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【Jリーグ】
「どうすんねん」と本田後押し 「爆発的に成長するか、ボロボロになるか…」宇佐美、2度目の独挑戦

アウクスブルクへの移籍会見後、ポーズを決めるG大阪の宇佐美貴史=21日午後、吹田スタジアム(南雲都撮影) アウクスブルクへの移籍会見後、ポーズを決めるG大阪の宇佐美貴史=21日午後、吹田スタジアム(南雲都撮影)

 勝手知ったる“わが家”でエースの座に安住するよりも、成功が保証されない異国での再挑戦に魅力を感じた。「爆発的に成長するか、ボロボロになるか。そっちの賭けの方がおもしろそう」。宇佐美がいたずらっぽい笑みを浮かべた。

 ドイツの強豪、バイエルン・ミュンヘンに移籍したのは19歳の夏。リベリ、ロッベンら名だたるスターとポジションが重なり、出場機会に恵まれなかった。翌シーズンはホッフェンハイムに活躍の場を求めたが、20試合でわずか2得点。志半ばで、当時J2に身を置いていた古巣に戻った。

 チームのJ1復帰、国内3冠達成に貢献する中で、実感したことがある。ピッチ外におけるコミュニケーションの重要性だ。「選手同士の関係性を充実させれば、プレーにも間違いなくつながってくる」。言葉のハードルがあったにせよ、前回のドイツ挑戦の際はその意識が希薄だった。

 「どうすんねん」。日本代表MF本田(ACミラン)からメールをもらったのは5月中旬。欧州移籍をしきりに勧めてくれた先輩の助言にも後押しされ、「ワールドカップ(W杯)で活躍するには欧州でもまれないと」と意を決した。

 24歳で巡ってきた欧州再挑戦の機会。「もう一度、ビッグクラブに挑戦できるような活躍をしたい。今度こそは、という気持ち」。3年間の成長を存分に見せつければ、一層の飛躍も夢物語ではない。(細井伸彦)

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