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造幣局職員6300万円の金塊持ち逃げ、一時不明 結局逮捕「FXで損失」と供述

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造幣局職員6300万円の金塊持ち逃げ、一時不明 結局逮捕「FXで損失」と供述

造幣局東京支局博物館から同支局職員が盗んだ金塊=東京都豊島区(造幣局提供) 造幣局東京支局博物館から同支局職員が盗んだ金塊=東京都豊島区(造幣局提供)

 独立行政法人造幣局(大阪市北区)は20日、東京支局の男性職員(54)が収蔵品の金塊を外部に貸し出すように装って持ち出し、質入れしていたと発表した。職員は19日、窃盗容疑で埼玉県警に逮捕された。

 逮捕されたのは梅野穣(ゆたか)容疑者=さいたま市西区。逮捕容疑は1月5日、東京都豊島区の東京支局博物館に保管されていた重さ約15キロの金塊(約6300万円相当)を盗んだとしている。調べに「外国為替証拠金取引(FX)の損失を穴埋めするため盗んだ」と容疑を認めている。

 造幣局によると、梅野容疑者は博物館の収蔵品の貸し出し業務を担当。6月17日、連絡が取れなくなったため家族が県警に捜索願を出したが、その後埼玉県警に逮捕された。

 18日に無断欠勤したため博物館が収蔵品を調べたところ、金塊が1月5日から「貸し出し中」のままになっていることが判明。梅野容疑者がこの日、内規に反して口頭申請だけで持ち出していたことが分かり、造幣局が被害届を出した。

 大阪市内で会見した市場保弘総務部次長は、収蔵品の管理が甘かったことを認め、「痛恨の極み。心からお詫(わ)びする」と述べた。

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