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「安保関連法、先を見越した行動が対中抑止力高める」 正論大賞のJ・アワー氏、講演要旨

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「安保関連法、先を見越した行動が対中抑止力高める」 正論大賞のJ・アワー氏、講演要旨

「日米同盟と激変する東アジア情勢」と題して開かれた、アワー氏の正論大賞受賞記念講演会=6日午後、大阪市北区(竹川禎一郎撮影) 「日米同盟と激変する東アジア情勢」と題して開かれた、アワー氏の正論大賞受賞記念講演会=6日午後、大阪市北区(竹川禎一郎撮影)

 大阪市で6日に開かれた、第31回「正論大賞」受賞者で米ヴァンダービルト大学名誉教授、ジェームス・E・アワー氏の受賞記念大阪講演会の要旨は次の通り。

 オバマ米大統領の広島訪問について、米国では日本ほど肯定的ではなかったが、演説は適切で多くの米国人が心を動かされただろう。大統領は日米同盟の重要性に言及したが、きょうは冷戦期に米海軍と海上自衛隊が緊密に連携して旧ソ連に対処した実例を話したい。さらにこうした日米協力が今日、東シナ海などで攻撃的に野心を追求する中国に対する抑止力として有効かどうかも考えてみたい。

対ソで示した「知られざる日米サクセスストーリー」

 冷戦期の日本で米国との安全保障関係は概して信頼されていたが、日本の大都市が核兵器の脅威にさらされた場合に米国は助けてくれるのか、疑問を持つ日本人はいた。米国はロサンゼルスを危険にさらしても大阪を助けてくれると信じる日本人は、半数未満という世論調査もあった。

 しかし、こうした疑念は1973年に米海軍が空母ミッドウェーの母港をサンディエゴから横須賀に移すと、徐々に小さくなっていった。米空母が米本土の外に母港を持つのは、これが初めてのことであった。

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