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【世界ミニナビ】中国の空母艦載機「J15」お払い箱に?…欠陥露呈で“パクリ先”ロシアに支援要請か

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中国の空母艦載機「J15」お払い箱に?…欠陥露呈で“パクリ先”ロシアに支援要請か

北京市内で展示された空母と艦載機の模型。海洋覇権獲得を狙う中国は空母機動部隊の創設と運用に力を注いでいる=5月4日(AP) 北京市内で展示された空母と艦載機の模型。海洋覇権獲得を狙う中国は空母機動部隊の創設と運用に力を注いでいる=5月4日(AP)

 覇権獲得のためになりふり構わぬ軍拡を続けている中国だが、やはりそのひずみはそこかしこに出ているようだ。中国が初めて保有した空母「遼寧」の艦上戦闘機J15に技術的な欠陥が見つかり、ロシアに技術支援を要請するか、代替機を探さざるを得ない状況になっている。もともとJ15はロシアの艦上戦闘機Su33を模倣して製造したものだ。要するに未熟さ故に模倣しきれず、“パクリ先”のロシアに泣きつこうとしているということになる。

生産数はたったの16機どまり

 カナダの軍事情報サイト「漢和防務評論」や米華字ニュースサイト多維新聞によると、J15は配備から4年がたつが、これまで生産数は16機にとどまっている。量産化が大幅に遅れているため、空母向けのパイロット養成に大きな支障が出る可能性がある。

 J15は旧ソ連・ロシアの戦闘機Su27の艦上機型であるSu33を中国が国産化したものだ。中国はSu33を購入しようとロシアと交渉していたが、技術提供や価格などで折り合えずに決裂。このため、中国は旧ソ連崩壊で独立したウクライナに接近し、ウクライナが保有していたSu33の試作機を入手し、艦上戦闘機に関する技術を取得。J15の開発にこぎ着けた。遼寧そのものも建造に着手されながら、ソ連崩壊のあおりを受けてスクラップ同然となった未完成の空母「ワリヤーグ」をウクライナから購入し、改修したものだ。

戦力化は間近との見方もあったが…

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